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サザエさんの時代設定いつ?昭和じゃない時代設定がおかしい理由を紹介!

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1969年(昭和44年)の10月5日からテレビアニメとして長期にわたって放送されている番組サザエさんは、週の終わりを告げる日曜日のアニメとして多くの国民に愛されていますね!

そんなサザエさんは、ちゃぶ台を囲み家族で会話して、縁側でお昼寝やスイカを食べたりと昭和の良き時代を思い出させますが、昭和にはないアイテムや電子機器が登場するなど、時代設定がおかしいと思う所が多々あります。

結局アニメのサザエさんの時代設定はいつで、現在なのか昭和なのか気になりますよね。

そこで今回はサザエさんの時代設定いつ?昭和じゃない時代設定がおかしい理由を紹介!と題してお届けしていきます。

サザエさんの時代設定いつ?

現在もなお放送されているサザエさんですが、時代設定はいつなのか調査していきます。

サザエさんの時代設定

現在放送されているアニメのサザエさんは長谷川町子さんの原作同名漫画を原作とするものですが、原作の時代設定と、アニメの時代設定が違うと言われています。

いわゆるサザエさんは長期にわたり放送されているアニメなので【時代設定が固定化】されていない作品なのです。

例えば「名探偵コナン」や「ドラえもん」も同じように時代設定に矛盾が生じることがあるのと一緒なんだそう。

時代設定が固定化されていないことで、その時代にあった文化や風習も交えながら、あくまで昭和を舞台にしながらミックスさせることができるのです。

サザエさんが生きる世界はあくまで架空の世界ですから、こういった時代背景が固定されないのもアニメの味の一つなのではないでしょうか。

では原作とアニメそれぞれ、基本的にどの時代設定になっているのか見ていきましょう。

サザエさん原作漫画の時代設定

長谷川町子さんによる同名原作サザエさんは、4コマ漫画として1946年(昭和21年)4月22日から連載が始まりました。

その時サザエさんの時代設定は1946年(昭和21年)~1974年(昭和49年)で、時代ごとに家電やファッションも合わせています。

また時代設定に合わせサザエさんに登場する各キャラクターもほとんど歳をとらず、時代が昭和にとどまっている状態なんだそう。

アニメサザエさんの時代設定

東京都の世田谷区に住む、アニメサザエさん一家の時代設定は今現在(2000年代)に合わせたものになっています。

テレビアニメの放送は1969年(昭和44)10月5日から始まっていますが、昭和から平成に変わり、時代ごとに電子機器が徐々に現代らしくなっています。

令和の現在ではカツオが学校でパソコンを使って授業を受けたり、携帯電話やバーコード機能なども入り、まさに現代の文化がアニメに影響しています。

そしてカツオとクラスメートはテレビゲームで遊ぶなど、遊び方まで現代風になっています。

そしてサザエさんのお家では、現代で実際に存在する「最新の家電を見に行く」放送があったり、アニメのサザエさんの時代設定は全く昭和ではなく現代に沿っていることがわかります。

サザエさんの時代設定は昭和じゃない?時代設定がおかしい理由を紹介!


サザエさんの時代設定は昭和じゃない!とわかる時代設定がおかしい理由を調査していきました。

なぜ携帯がある?

昭和を時代設定とするサザエさんですが、とある放送回ではガラケーで連絡を取り合うサザエさん一家を見かけ、携帯電話は昭和にないはず!と思った人も多いでしょう。

この時酔っぱらった波平がガラケーでサザエさんに連絡をしていました。

時代をさかのぼって、昭和55年の1980年頃は黒電話が主流でしたよね。

サザエさん一家は時代と共に進化し、ガラケーを使っているということは90年代に時代設定が変わったのだと予想できます。

エアコンがないのはなぜ?

磯野家にはなぜエアコンはないのでしょうか?

アメリカにて1902年頃に誕生したエアコンは、日本にて1950年から1970年にかけて普及してきます。

サザエさん一家は大家族なので1台くらいエアコンがあっても不思議ではないですが、理由としては以下のことが挙げられます。

  1. 波平がエアコン嫌い
  2. 時代設定と合わない

一番の理由はサザエさん一家の主人である波平がエアコンが嫌いという理由でした。

もう一つの理由は時代設定と合わないということですが、1960年代あたりの時代設定をしているアニメとしては、特殊な場所でしかエアコンが設置されなかったので、エアコンはサザエさんのお家につけていないとのこと。

ですがカツオの同級生である花沢さんのお家ではエアコンが設置されていますので、ここで矛盾が生じそうですよね。

磯野家で暖を取る方法はいつだって「布団」と「コタツ」、そして「湯たんぽ」なのです。

車や電子レンジなどの電化製品がないのはなぜ?

磯野家では「車」をはじめ、数多くの電子機器「電子レンジ」「FAX」「パソコン」などがないのはなぜなのでしょうか。

サザエさんを含め磯野家のモデルは庶民であること、一般家庭がの90%が所有しているものしか持たないという設定です。

車を持っていない家庭もありますし、レンジを使わない家庭だってありますよね。

テレビや掃除機、洗濯機などは90%以上の家庭が所有しているため、サザエさん一家も所有しているということになります。

持ち物が多様化している?

サザエさんに登場するキャラクターや磯野家の持ち物が近年になって多様化してきています。

多様化の原因は、時代設定を現代に移行しつつあるからでしょう。

例えば、昭和時代には「黒」と「赤」が当たり前だったランドセルの色味が、今ではワカメの友達のランドセルが「水色」だったり、磯野家ではデジカメが使われていたりもしました。

現代において多様化は定着しつつあるので、サザエさんの磯野家同じように多種多様なアイテムを持つようになったのでしょう。

サザエさんの時代設定は現代と昭和のミックス?

サザエさんの時代設定は現代と昭和のミックスだと思われます。

架空世界に生きるサザエさんだからこそ、現代らしくもどこか懐かしい描写が面白いのではないでしょうか。

そんなサザエさんの現代と昭和のミックス具合を調査していこうと思います。

サザエさん時代設定が現代なところ

基本的に昭和感がぬぐえないサザエさんですが、現代に通じる描写や、現代にしかない描写があったりもします。

そんなサザエさんが時代設定が現代なところを一覧にして行きました。

【スカイツリーの存在】スカイツリーは2012年5月12日に建てられましたので、昭和には存在しませんね!
【デジタルカメラの存在】デジカメは2000年頃から普及してきてますので現代の描写です。
【カラーランドセルの存在】ランドセルがカラフルになったのは2000年以降です。
【日産セレナの存在】2016年から販売された日産セレナに磯野家が!
【ノートパソコンの存在】ノートパソコンは1990年の後半からノートパソコンが普及しはじめましたので平成のアイテムですね。
【新幹線N700系の存在】新幹線のN700系は2007年から存在していますので、昭和ではないですね。

サザエさん時代設定が昭和なところ

サザエさんの時代設定は昭和の香りが漂います。

これぞ昭和らしい描写をまとめていきました。

【波平のデスクは電話と紙一枚】メモ用紙と電話だけってどんな会社なんでしょうか?パソコンないのも昭和感あります。
【ちゃぶ台で家族団らんの食事】昭和の時代は家族団らんでちゃぶ台を囲みながら食事するのが一般的でしたね!素敵な文化です。
【髪型や服装が昭和】カツオが学生帽をかぶっていたり、ワカメちゃんの髪型も昭和を感じます。
【ブラウン管テレビ】ブラウン管テレビは1926年から始めて画が映し出されました。
【御用聞き】三河屋さんのさぶちゃんは、サザエさんに御用聞きしに来ますね。現代でいうサブスクなのでしょうか。

 

まとめ


サザエさんの時代設定いつ?昭和じゃない時代設定がおかしい理由を紹介!と題してお届けしていきました!

サザエさんの時代背景は昭和でも現代でもない架空の時代設定をしているのかもしれません。昭和じゃない時代設定がおかしい理由を調査していきましたが、多種多様で、昭和のアイテムもありながら現代の建物やアイテムもあるので、現代を生きる視聴者が見ても、どこか古くて懐かしいのに新しい、そんな時代設定なのではないでしょうか。